にわたずみ

gooブログからお引っ越ししてきました。

「箔画+」 野口琢郎展

ギャラリーで、「箔画ってなんですか」と訊いている人がいた。
西陣織の引き箔の技法で描いていて、(絵画としては)新しい技法なので「箔画」と名前をつけているんです、と野口さんが説明していた。

京都寺町、三条上がってすぐ。一階で油絵展をやっているギャラリーヒルゲートの階段を上がる。
入ってすぐの照明を落とした空間には大きな作品がふたつ。



立つ位置によって青みがかった部分の色合いが変わる。前をうろうろしていろんな角度で眺めてみる。

 写真には微妙な違いはうつらない。




新しい作品は石炭の粉を使っているそうだ。
漆で銀箔を一面に貼ったあと、鳥や波の部分を残して削り、石炭の粉をかける。削った部分は漆が露出しているので石炭粉が定着して黒くなる、らしい。




町を見下ろす航空写真のような、ランドスケープのシリーズ。
今回は枠の部分を「ちっと彫ってみました」ということで、凹凸がくっきり。

 
 
 これは前のタイプ


土台に凸凹のある和紙を貼って、その上に描いたというもの。



 上の部分に和紙を貼りつけてある

写真に撮ると完全に平面になってしまう。
3Dのような立体が手軽に写せるカメラができるといいのにね、と一緒に行った友だちと話していた。

10月3日まで